ウェブデータドリブン


業務においてGoogleアナリティクスを使用することは多いです。サイトのアクセス解析をするためには必須のアイテムであり、サイトを運営している上で使用しないことはありません。

Googleアナリティクスは様々なデータを得ることができますが、多くの項目があり、数字やデータをまとめるとなると多くの時間がかかってしまいます。結果、肝心のアクセス解析ができなくなり、せっかくのデータが無駄になることもあるかもしれません。

このようなことをなくすために、面倒なレポート作成は自動化すると良いでしょう。

Googleスプレッドシートで作成する

クリックするだけで簡単にレポートの出力ができるGoogleアナリティクススプレッドシートアドオンを使用します。新しいスプレッドシートを開いてアドオンを取得し、アドオン選択画面でGoogleアナリティクスと入力します。

様々なアドオンが出てくるので無料のボタンを押し、リクエストを許可してレポート設定画面にうつります。スプレッドシートの中にCreatenewreportという欄があるので、クリックをして出力したい項目を設定していきます。

その後、出力したレポートを確認し見やすいように関数を用いて整形をしますが、定期的に自動でレポートが作成されるようにスケジュールを設定しておきましょう。実行できる周期は毎時や毎日、毎週や毎月の4つのパターンです。

設定さえしておけばすべて自動作成されるので楽ですが、レポートが見やすいようになるまで細かな設定が必要ですし、基本的に閲覧権限があるアカウントでしかアドオンを使用することができません。しかも英語表記であるので英語を理解していないと難しいです。

一つ一つ追って設定していきますが、形になるまではかなりの時間がかかると思って良いでしょう。

Looker Studio(旧:Googleデータポータル)で作成する

設定に時間をかけることが難しい場合はレポート作成代行を利用しても良いのですが、Looker Studioの利用を検討してみてはいかがでしょうか。このLooker StudioはもともとGoogleデータポータルであり、名称がかわっただけであり、基本的な機能は変わりありません。

Looker Studioはとても使い勝手が良く、複数のスプレッドシートのデータを簡単に統合できますし、定期的に自動作成することができます。さらにはスプレッドシート以外のデータも連携することができるため、かんたんにデータをまとめることが可能です。

Looker Studioで作ったレポートは、リアルタイムで複数人と共有することができることも魅力の一つです。