Looker Studio(旧データポータル)とは、Googleが提供するレポート作成ツールです。このツールを使用すればデータの視覚化が簡単に行えるようになります。
データは収集するだけではなく、収集したデータから必要な情報を選択し、情報を読み解く分析力が必要不可欠です。Looker Studioでは誰もが理解できるようにグラフ化し、数字の推移を一目でわかるようにすることが可能です。
様々なツールと連携が可能
このサービスではGoogleアナリティクスやスプレッドシートといった多くのデータソースと連携することができるのが特徴であり、Googleが提供するサービスとの連携以外にも、Facebook広告など外部のデータとも連携が行えるようになるので、データの自動取得が行えるようになり管理や解析が行いやすくなります。
共有が簡単
またLooker Studioの特徴の1つに、資料のリアルタイム共有が簡単に行えることにあります。このツールを利用して作成したレポートは他のユーザーとの共有が可能で、閲覧や編集を同時に行うことができるため複数人でやり取りをする場合もスムーズに共有が行えます。
一度作成してしまえば自動でレポート作成が可能
このようにLooker Studioはレポート作成が自動で行えるので、作業時間の短縮につなげられることや、作成したレポートのデータをリアルタイムで複数人と共有することにより、経営の現場でも意思決定がスピーディーに行えるので、自社の行動を大きく変えていくことができる強みを持っています。
そしてLooker Studioで一度レポートを作成すれば、その後は自動的にデータ集計を行うことができるので、今まで必要なデータ管理の手間を一気に省くことができるなど、業務の効率化を進める上でも非常に優れているツールとなっています。
基本は無料で利用できる
このツールは原則的にGoogleアカウントがあれば50名までの利用なら全機能が無料で利用可能となっており、操作に関してもブラウザ上のマウスを使用した直感的な操作で、表やグラフを追加することが可能です。
SQLやプログラミング等の専門知識は不要となっているので、エンジニアではないビジネスユーザーでも操作に慣れれば自在にダッシュボードを作成したり、データベースの中身を探索できるなど、誰でも簡単に始められる手軽さを持っています。
ただし利用する上での注意点として、原則的に全機能は無料で使えますが、利用者が50名を超えるなど場合によっては優勝のアカウント契約が必要となるケースもあるので、目的や用途に応じてツールの使い方を確認することが必要です。