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サーチコンソール解析は強力なツールで、SEO対策になくてはならない存在となっています。基本的な使い方を覚えることが大事ですが、特に検索パフォーマンスの確認やレポート作成、サイト改善のヒントに繋がる要素を把握しておきたいところです。

サーチコンソールで確認できる指標

検索パフォーマンスの確認はクリック数や表示回数、平均クリック率に平均掲載順位などが把握できる機能です。数字とグラフで分かりやすく教えてくれるので、どのように推移しているかが一目瞭然で分かります。

検索クエリは絞り込むことが可能で、クエリごとのクリック数や表示回数などが把握できます。どのクエリの掲載順位が高いかも分かりますから、この検索パフォーマンスの確認機能は是非とも使いこなしたいものです。ちなみに一定の期間をフィルタリングしたり、比較を行うことも可能となっています。

1週間や3ヶ月、6ヶ月といった選択肢が用意されていますが、期間を自分で指定することもできます。特定のページにどういった流入が行われたか、そのキーワードを知ることも可能です。

やり方は検索パフォーマンスの確認から該当のページを選び、クエリを表示すれば一覧表示されます。この機能を使うことで、ユーザーが意図するところが分かりますし、今後のコンバージョン率の改善に向けてSEO対策をするヒントが得られます。

クリック率が低い場合はキーワードと内容の一致、表示回数に対して掲載順位が低い場合は、コンテンツの見直しや改善がポイントになるでしょう。想定していないクエリによるクリックが多いケースだと、クエリとコンテンツのミスマッチが考えられますし、そこにサイト改善のヒントが生まれます。

SEO対策に有効活用を

レポート作成に必要な情報が豊富なサーチコンソールですが、ページの表示スピードを知ることができる機能も見逃せません。端末の種類ごとにレポートがまとめられグラフで表示されますから、表示速度に問題はないか、特定の端末で表示不良になっていないかまで分かります。

流石にサーチコンソールは表示スピードを改善する方法までは教えてくれませんが、どこを改善すべきかが分かるヒントを得られることは間違いなく大きなものです。

他にもサイト改善に役立つのは問題のあるページを特定するカバレッジ、サイトのインデックスを早くするサイトマップ、人気のページが把握できるリンクなどの機能です。いずれもサーチコンソール解析に含まれているもので、SEO対策の心強い味方になるでしょう。